
1. Webアプリとは?Javaで作るメリットと活用シーン
まずは基礎から。「Webアプリってそもそも何?」という方のために、ざっくり説明します。
Webアプリとは?
インターネットを通じて、ブラウザ上で動作するアプリケーションのこと。ログイン機能、チャット、予約システム、ECサイトなど、あなたが普段使っている多くのサービスが該当します。
Javaで作るメリット
・大規模開発に強い:企業での採用率が高く、安定した設計が可能。
・堅牢性とセキュリティ:銀行や官公庁でも使われる高信頼言語。
・豊富なライブラリとコミュニティ:SpringやHibernateなど高機能なフレームワークが充実。
Javaは「古いけど堅実」というイメージがありますが、Spring Bootの登場で、シンプルかつ高速にモダンな開発ができるようになっています!
2. Spring Bootの特徴と初心者におすすめの理由
JavaでWebアプリを作る際、まず出てくるのがこの「Spring Boot」。
Spring Bootは、Spring Frameworkの拡張で、設定を最小限にして、すぐにアプリ開発を始められるようにしたフレームワークです。
Spring Bootが初心者に優しい理由
・セットアップが簡単:面倒な設定ファイルが不要!
・自動構成が豊富:DB接続やWebサーバーが自動で起動。
・プロジェクト作成も一瞬:Spring InitializrというWebツールでポチポチするだけ!
昔のJava開発にあった「とにかく時間かかる…」という悩みを解消してくれるのがSpring Bootです。
3. Spring Initializrで開発環境を構築しよう
いよいよ手を動かしてみましょう。Spring Bootの開発を始める第一歩は、Spring Initializrという公式ツールを使うこと。
開発環境に必要なもの
・Java(JDK 17推奨)
・IDE(IntelliJ IDEA、VS Codeなど)
・Maven または Gradle
・ブラウザ(Spring Initializrにアクセス)
Spring Initializrでプロジェクト作成(超簡単!)
1. https://start.spring.io にアクセス
2.必要な情報を入力:
・Project: Maven
・Language: Java
・Spring Boot: 最新版を選択(例:3.2.0)
・Dependencies(依存関係):
・Spring Web
・Spring Boot DevTools
・Spring Data JPA
・H2 Database(学習用DB)
3.「GENERATE」ボタンでZIPをダウンロード
4.IDEで開いて準備完了!
ほんの数分でWebアプリのベースが完成します!
4. はじめてのSpring Boot:Hello Worldアプリを作ってみよう
ここでは、最もシンプルな「Hello World」をWebアプリとして表示する例を紹介します。
Controllerクラスを作成
このコードだけで、http://localhost:8080/ にアクセスすると「Hello, Spring Boot!」が表示されます。
起動方法
IDEでDemoApplication.javaを右クリック → 「Run」で起動。
またはターミナルで以下を実行:
./mvnw spring-boot:run
これだけで、あなたの最初のWebアプリが立ち上がります!
JavaでのWebアプリ開発は、Spring Bootの登場により、設定や環境構築のハードルが大きく下がり、よりスムーズに始められるようになりました。Webアプリとは何か?から、実際の「Hello World」アプリ作成まで、1歩ずつ体験していくことで、開発の全体像が見えてきたのではないでしょうか。これからさらにデータベース連携やAPI開発、セキュリティなどに挑戦していけば、あなたも本格的なJava Webエンジニアの第一歩を踏み出せます。未来の可能性を広げるこの技術、ぜひこの機会に楽しみながら学んでいきましょう!
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